Amazon に予約していた書籍が本日到着しました。
目次一覧は下のリンクからどうぞ。
書籍の価格もそれなりにしますが、なんと総ページ数が約800ページもあり、その全てのページがアセンブラの話しで埋め尽くされています。
この書籍一冊で40種もの CPU のアセンブラを学べますが、目次を見ても分かるように、広く浅くという感じで、個々の CPU 的には情報不足も感じますが、各種の CPU によるアセンブラの違いをこの一冊だけで知ることができるのはメリットです。
バイナリコード好きのマニアをこの筋では「バイナリアン」と呼んでいますが、著者自身が正真正銘のバイナリアンで、そんな著者が、同好のバイナリアンのために書き下ろした渾身の一冊に仕上がっています。
著者曰く、本書はあくまでも「読みモノ」で、予備知識や勉強なしに気軽に手にとり、興味本位に読めるように書き上げたということで、確かにパラっとページをめくった感じでは、他のアセンブラの入門書で見られるようなニーモニック中心の言語本とは違った「読みモノ」としての、読みやすさを感じます。
私自身はこれまで x86 を中心に触ってきましたが、こうして多くの CPU のアセンブラを知ることで、これまで以上に x86 の理解が深まらないものかと密かに期待しているところです。
(パッと見、x86 に関する記述はこの本にはほとんど出てきません。この本ではパソコンでは一般的な CPU である Pentium 系のアセンブラは省略されています。)
アマチュア無線の和文電信といい、このアセンブラといい、『何をいまさら』と言われそうな、いずれは枯れゆくレガシーな技術です。
でも私は、この古臭い技術が好きで好きでたまりません。(笑)
和文電信といい、アセンブラといい、この古臭い技能や技術の中にこそ、私が求めている本質が隠されている。そんな気がしています。
アマチュア無線の「和文電信」とパソコンの「アセンブラ」。
なんか似ているような気がするのは・・・多分、私だけなんでしょうかね Hi
(和文もアセンブラも奥が深いですから・・・)
ということで、
今日は、本日届いたマニア本の話でした。