JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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コンディション悪し

シルバーウィークで東京に帰省中なのですが、ホント、コンディション悪いですね。

一番賑やかな7メガもキロワット局が数局聞こえるだけで、バンド内は激しいノイズの嵐です。

 

こんな日はハムの皆さんはどんな楽しみ方をされているのでしょうか。

古い無線機のメンテナンスや、

ハムで使う付属品などの自作でしょうか。

 

CW マニアの皆さんならストイックに練習や、何か効果的な新たな練習方法でも考えて実践しているのではないでしょうか。

 

わたしときたら、Google Music で 70年、80年代の音楽を懐かしみながら、Arduino のプログラミングなんかで暇を潰しております。

 

V/UHF ならコンディションは関係ないのですが、今度は話すネタ無しの状態で。。。

CW と少しばかりの電子工作ネタなら話しはできるのですが。。。

ハムという共通の趣味を持っていても、その楽しみ方はハムの数だけあるようで、今のわたしの会話スキルではすぐに73になってしまいます。

 

昔のハムといえば、真空管無線機の回路定数なんかを弄っては、その成果を SSB や FM でローカル局と情報交換する、そんな場としての交信が多かった。

今時のメーカー製の無線機では回路を弄ることもできないし。

「無線技術」だけ見れば、もう「アマチュア」がやれることは無くなったように思います。 

 

技術の進歩と共にやれることが少なくなる、こんな悲しい趣味ってハムだけかな?

趣味の王様だったハムは何処へいってしまったのでしょうか。

 

高級無線機の登場で、確かに「59 QSL」と「599 BK」の通信だけはやり易くなりましたが・・・。

 

最後に残っている「ハムらしさ?」があるとすれば、それは CW なのでしょうか。

30年前のハムの雑誌では今ほど CW については語られてなかったように思います。

電鍵だって国内ならハイモンドくらいしかなかったし。

もう、ハムでは CW を推すことくらいしか残っていないのでしょうか。

 

そして、このハムに残された最後の楽しみである CW さえもやがては消えてしまいそうで。。。

特に「CW 自動解読器」、これはいけませんね。

この解読器の技術が行き着いた先にはもう CW は消える寸前になっているのではないでしょうか。

小さな努力だけで楽しめるものは、やがては飽きられ、消えてしまうものです。

 

「憎き解読器め!」

「お前の進化と共に、ぼくの好きな CW が消えてしまうじゃないか!」

 

と、こんなことを言っておきながら、

コンディションが悪い今日やっていたことといえば、

Arduino の CW 解読プログラムの修正。。。(オイ、オイ)

 

CW 解読器で解読できる送信スキルは勿論必要ですが、解読器を使っても絶対に解読できない「格調の高い美し過ぎるモールス」をストレートキーで送信できるようになることはもっと必要なことで・・・

 

「解読器程度のものじゃ、CW は絶対に消滅なんてしないぞ!」と、

そう思う、今日この頃でありました。