JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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ストリップボードのレイアウトツールはどれがいい? ~その2~

先日書いた記事への追加です。

 

ここんとこストリップボードばかり弄って遊んでいるのですが、

さらに2つ、ボードにパーツをレイアウトする時に使うツールを見つけたので、

後々になって忘れないようにと、ブログに残しておくことにしました。

 

DIY Layout Creator

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実行時の注意点としては、

  • Java JRE/JDK がインストールされていることが必要です。
  • 起動時に警告が出るようなら、
    互換モード を Windows XP(Service Pack3) に設定する必要があります。

    f:id:JH1LHV:20160320111639j:plain

Fritzing

Fritzing Fritzing

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あの定番ソフトの Fritzing もストリップボードに対応していたなんて。。。

最近まで気付きませんでした。

 

ランドとランドの間にマウスを当てて左クリックすることで、

パターンの切断と接続を交互に繰り返すことができます。

ただし、ランドそのものを「✖」マークで使えないようにする仕様じゃないので、

専用工具を使って「ランドをグリグリ」する人には向かないところは残念です。

 

ランドを潰してパターンが切断するように機能追加でもしてくれれば、

この Fritzing はボードと回路図との連携にも優れているので、

ストリップボード派の電子工作マニアには「最強のツール」になると思うのですが。。。

今後に期待したいところです。

 

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小さな回路の部品をストリップボードに配置してみましたが、

やはり Fritzing は定番ソフトだけあります。

 

登録されている部品の数ときたら他のツールに比べ断トツに多いので、

(使用時に常に最新の部品をダウンロードする仕様)

自分で部品を作る必要もないし、

一般的な回路なら、

  1. 右側のパーツタブから必要なパーツをドラッグ(選択)
  2. ストリップボードにドロップ(配置)
  3. インスペクタータブのプロパティで定数を入力
  4. パターンカットとジャンパの配線

この繰り返しで、最適なレイアウトを効率的に描き上げることができます。

 

・・・が、

やはり Fritzing はブレッドボード専用のツールなわけで。。。

ストリップボードのレイアウト作成はおまけのような位置づけで、

 

ボードの基板面を見ることができない。

 

という、最大の弱点があります。。。

 

実際にハンダ付けする時のことを考えると、

部品面と基板面を交互に切り替えて確認することは必須事項なわけで。

 

まぁ、間に合わせの回避方法としては、

  • パーツレイアのチェックを切り替えながらワイヤで印を付けて・・・
    チョット工夫しながらレイアウトを調整
  • 最後に画像ファイルとしてエクスポートし、ペイントツールで左右を反転

って方法も考えられますが。。。 

 

こんな面倒なことやっぱりやりたくないし。

早いとこ、基板面が見えるようにサポートしてくれないかな。

 

ということで、ストリップボードのレイアウトツールですが、

どれがベストなのか、未だに模索中です。