JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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最新ニュースを和文電信で bot する ~その3~

先日のシミュレーション結果を踏まえながら、ブレッドボードを使って実験してみました。

まず、Twin-T 回路から。 

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R1=R2=18KΩ で、発振周波数は 830Hz なので、前回のシミュレーション結果と比べると、100Hz ほど高い結果となりました。
実際の実装では、R1=R2=25KΩ と、少し大きめの値にしてみます。

続いて、LM386 を 20倍 のアンプにして、0.2W の スピーカを鳴らしてみました。 

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VR で音量を上げていったら、最大の少し手前位から、少し甲高い音に変わって波形もサチり始めました。
 

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VR 最大で、一番大きな音量のときの波形です。
で、このときの音量を iPhone アプリの音量測定器で、測定してみました。

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音は多少歪んでますが 72.9dB と、まずまず大きな音量です。

今度は最大音量から VR を徐々に絞り、波形が正弦波になった時の音量を測定してみました。

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66.1dB でした。

まぁ、綺麗な音で聞こえる音量も十分あるので、これなら部屋で普通に聞くことができると思います。

ということで、基本的な準備は整ったので、次回からは Python でプログラムを書きながら、「和文電信 bot」を試していこうかと思います。