JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

TS-890 に CW 解読機能が付くの?

ケンウッドの新商品、TS-890には CW 解読機能と USB キーボードが接続できる端子が標準で装備されるんだとか。(ホントかどうかはわからないけど。)

情報ソース:https://www.eham.net/ehamforum/smf/index.php?topic=120557.msg1072338#msg1072338

 
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こうなるとこの先、欧文で交信するくらいのことなら、ロボット運用が可能になるんじゃないでしょうか。

過去で言えば、ケンウッドなら TS-590 にも CW 解読機能(モールス符号デコーダー)は付いてました。
ただしネットの投稿記事を読むかぎりは、あまり評判はよろしくなかったみたいです。
しっかりした信号でもデコードした文字が化けてしまうんだとか・・・私は試したことがないのでいい加減なことは言えませんが、ググるとそんな記事が目に付きます。

そこにいくと TS-890 はこれから世にでるムセンキです。
4年前に開発された TS-590 と違って、解読に必要な回路も、デコードするためのアルゴリズムも洗練されたものへと進化しているはず。

遊び程度に作った Arduino の解読器でさえもそこそこの精度は得られたりするので、ケンウッドのプロ集団が技術のすいを尽くし、満を持して登場させるとなれば、それこそもう、「ある程度クリアな信号」という一定の条件は付くでしょうが、ほぼ 100% で解読できるんじゃないでしょうか。

■ ■

で、話を少し変えて、欧文をメインにしているハムはエレキー使いが多いですよね。
・・・って、むしろエレキーばかりといっても過言ではないくらい。

エレキーから送出される符号の短点と長点の比率は正確な1:3。
コンピュータはこういう正確な符号処理は大得意なので、ほぼ 100% の正解率でデコードしてくれると思います。

モールスの速度なんて、いくら早いといったってたかが知れてるし、コンピュータが処理する時間に比べたら超ユックリですから。
人間様の耳で聞いて聞き分けられる程度の信号なんてコンピュータにしてみたら、お茶の子さいさいで処理できちゃう。

599 BK(5NN BK)で交信が完結するようなコンディションなら、もうホント、100% で解読してくれるでしょうね。
(ただし、和文はバグキー使いが多いから解読は厳しいと思います。だから楽しいんだけどね^^)

■ ■

それで交信している相互が TS-890 を使っていたりすると・・・

それこそモールスを知らない局同士でも、無線機の解読機能とメモリ機能を上手に使えば、交信なんて簡単にできるでしょう。
デコードした文字を見ながらタイミングを合わせて、メモリボタンを 2、3 回押すだけですみそう。
今時は JCC、JCG のサービス・スタイルな QSO ばかりなので、リポートはたいてい 599(5NN)、あとは相手のコールサインを読み取ることだけに集中すればいいだけです。

実際の交信ではその時々のコンディションに合わせて自局のコールサインを少し多めに繰り返すとか、お互い少し意識するだけで、コールサインは確実に把握できると思います。

■ ■

そして近い将来には、CW の交信はパソコンとの連携で、交信の開始から終了までの一連の動作までもがオール自動で運用できるようになると思います。

モールスが1:3という正確な符号である限り 100% でデコードできると思うし、それこそ今なら SDR 受信機を使って、CW バンド内で CQ を出してる局を見つけて自動でコールし、AI までとは言わないけれど、あらかじめ登録しておいたパターンに収まるようなら、相手の K (どうぞ)をトリガにして内容に合わせた応答をする、こういいったロボットシステムならもう組めますから。

それこそ SDR 無線機とパソコンを連携させといて、あとは電源さえ入れておけば、バンド内の CQ を見つけて勝手に応答、そして交信が終了したらログに追記する。
24 時間 365 日フル稼働で、もう一年中無人で CW 交信を続けてくれる、そんなシステムです。

半分夢みたいなことだけど・・・
でも、もうこういうことは、今ある既存のものを組み合わせれば、ある程度のところまでならシステム構築はできると思いますよ。
(ハムとしての好奇心から自分でホントにできるかどうか実験だけはやってみたいなぁ。だけど、できることが確認できたら即終了だと思いますが。。。)

でもこんなことやって、本当に楽しいかなぁ。

ハムはプロじゃないから ここまで通信の効率化を求める必要はないし、たとえできたとしてもやる意味が見つからない。

ハムのトンツーなんて、実際に流れる音聞いて頭の中で文字に変換するところがおもしろいわけで、そのおもしろいとこ全部キカイにやらせてしまったら、楽しさなんてな~んにも残らなくなりますから。

私はただ単純に、「モールスやってるぞ!」っていう感覚がいいからやってるだけなんで。

■ ■

ホントのところは、どんなに優れた解読器が世に送り込まれたとしても、まったくもって危機感はありませんね。

最後は必ず、いや絶対に、「モールスは耳で聞き、手で送信するもの」ってことに帰着すると思ってますから。

ただ少しの好奇心と、こういったキカイのせいで少し遠回りするだけのことだから。

ということで、無線機メーカさん。
早いとこ、ここで書いたようなオール自動化のシステムを作って販売してくださいな。
それもカスカスの電波でも 100% デコードする優れたやつね。

どうしてかって?
それは、「キカイを使ったモールスなんて、ホントつまらないことなんだ!」ってことに、早く気づきたいから・・・ 

 

 

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