JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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「CW 解読プログラム」を作ってみた ~その1~

Arduino cwdecoder に触発されて、
ここ最近、Windows で動作する CW 解読ソフトを作っておりました。

何とか動くところまでは持ってきましたが、思ったように解読率が上がらず、Goertzel アルゴリズムのパラメータをイジッたり、変える必要のないサンプリング周波数を変えてみたりと、いろいろ試してみたのですが・・・今一つ納得できない性能です。

(CW なので単一の周波数成分だけが抽出できればよく、高いクオリティが要求されるわけでもないので、低いサンプリングでも解読に与える影響は少ないと思います。)

ということで、 
納得できる解読率になるまで、プログラム修正の日々が続きそうです。
 

f:id:JH1LHV:20150226195130j:plain

起動時の見た目はこんな感じで、シンプルです。

基本機能で最も重要な解読率さえ満足できるようになれば、あとは思いつく機能を幾らでもプログラムとして盛り込めるので。。。

今のところ納得いかないベータ版ではありますが、ファイルを置いときますので、興味のある方はダウンロードして試してみて下さい。

(自分の開発環境で動作確認しただけであり、よそ様の環境で正常に動作するか分かりません。場合によっては想定外のバグでリセットが必要になるかもしれませんが、その時はご勘弁を。。。)

もう少し手を加えてから公開しようとも思いましたが、何時になるか分からないのでベータ版ですがアップすることにしました。

download: cw_mania_decoder_v.0.01b.zip


使い方は簡単で、
700Hz のトーンを持つ CW をマイクから入力するだけです。
(今のところ 700Hz だけです。)

スピーカから流れるモールスをマイクで拾うよりも、直接入力した方が解読率は向上すると思います。
(マイク入力時のマイクゲイン調整も忘れずにお願いします。)

この解読ソフトですが、これからも修正は続ける予定で、上手く解読率を上げることができれば、iPhone や Android にも移植していきたいと考えております。

しばらくは、このプログラム作成で遊べそうです。